島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

三宮オーパ店【K.Yairi 工場見学レポート (後編)】

こんにちは。Webサイト担当のサクラザワです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回は兵庫県 三宮オーパ店 クボがレポートした、K.Yairi 工場見学についての記事をご紹介します!

めったに見ることのできない木材ストックルームの様子から、全ての工程を一人で手がける、K.Yairiの中でも3人しかいない職人さんのこだわりのハンドメイドもご紹介しております。

それでは早速ご覧ください!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。
既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

皆さんこんにちは。
島村楽器三宮オーパ店 アコースティックギター担当の久保です。
さて、今回ご紹介させていただきます内容は、タイトルの通り…

K.Yairi 工場見学レポート~後編~」です。

前編を見逃されている方はコチラをご覧ください。

blog.shimamura.co.jp

おそらく、いや、間違いなく今回も相当な文量、画像量になると思われますので、休み休みに読みながらでも最後までお付き合いくだされば幸いです。


それでは早速。


前回は作業工程を中心にお届けしましたが、後編ではより深く木材ストック部屋とK.YairiのカタログやHPでも紹介されているハンドメイドの工程をご紹介します。


その前に、ヤイリギターにはカタログ掲載のモデルが全て(?)試奏できるスペースがございますので、まずはそちらをご覧ください。
階段には、所狭しと著名アーティストの写真が…あぁ、、、凄すぎてめまいがしてしまいそうです。

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部屋に入るとギター弾きにはたまらない空間が…

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商談の机も異常にオシャレ!
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中にはこんなギターも

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これも気になりました。
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で、これだけのギターがあるにもかかわらず、私が手に取って記念撮影したのは…

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ヘッドの装飾もとても印象的です。


いいですね~裏側が。
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すみません。。ふざけすぎ(?)ました。。。つい。。


気を取り直してまじめな内容に戻ります。

K.Yairi 工場見学レポート ~後編~ - 島村楽器 三宮オーパ店 シマブロ
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三宮オーパ店 【K.Yairi 工場見学レポート (前編)】

こんにちは。Webサイト担当のサクラザワです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回は兵庫県 三宮オーパ店 クボがレポートした、K.Yairi 工場見学についての記事をご紹介します!

K.Yairi」は岐阜県可児市で株式会社ヤイリギターが展開しているアコースティック・ギターのブランドです。厳選した木材から1本1本、手仕事で丁寧に製作を行うため、1日に生産できるのは20本程度。30人ほどのクラフトマンによる多種少量の手工生産というスタイルを1970年代から守って高品質なギターを生産しています。

K.Yairiについて更に詳しくは公式サイトをご覧ください!
www.yairi.co.jp

なかなか見る機会の少ない加工前の木材の状態から、ギターができあがるまでの職人さんのこだわりや思い入れが詰まった内容が盛りだくさんになっていますので、是非ご覧ください!

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イオンモール福岡店【HOTLINE2019 九州・沖縄ファイナルのドラムセッティングをご紹介します!】

こんにちは!Webサイト担当のオノセです。

さて、今回は10月12日(土)に福岡イムズホールで開催されたHOTLINE2019 九州・沖縄エリアファイナルでの記事です。
ドラム担当のスタッフがエリアファイナル出場者のドラムセッティング、すべて見せます!
ドラマーのみなさん、要チェックですよ〜。

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。
既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

今年も九州・沖縄のドラムセッティングをご紹介します!

こんにちは。イオンモール福岡店 ドラム担当の河野(カワノ)です。
例年、熊本パルコ店の坂田がHOTLINE九州ファイナルのドラムセッティングを紹介していたのを、今年は私が(勝手に)引き継いで紹介いたします!
今回は参加9組+ゲスト1バンドの計10組のうち、7組ドラムの使用がありました!
数多くの出場者から勝ち上がったバンドのドラマー達が、こだわった機材選び、セッティングをしています。
もしよろしければ参考にしてみてください!

是非興味のある方は本選の様子もご覧ください↓
HOTLINE2019九州・沖縄エリアファイナル結果発表

それでは紹介いたします!
※照明の都合や撮り方の関係で見づらい写真もございます。ご了承ください。

会場の基本セッティング


ドラムセットは毎年使用しているカノウプスのバーチ材セットです。
2タム1フロア、そして14HH、16、18インチのクラッシュが両サイド、フロアタム横にライドを置いたごく一般的なセッティングです。

Mercy Woodpecker


PAiSTe Blue Bell Ride 22″とSABIAN AA HolyCHINA 19″を持ち込まれています。
ハイハットが高めなのが印象的な1タムのシンプルなセッティングとなっています!


続いてスネアはLudwig402を使用。いつもはPearlのウルトラキャストを使用されているそうなのですが、最近音作りに悩まれているそうで、今回は急遽、知人からお借りしているそうです。
ペダルはTAMAのスピードコブラ(HP910)を使用。ビーターは通称「赤リンゴ」といわれるダンマーの205ウッドビーターに交換されていました。

垂直落下式ブレーンバスター


高校の軽音楽部で結成された現役高校生バンドでした!
会場の基本セッティングから、ライドシンバルを前方に、18インチクラッシュを横側に入れ替えたセッティングでした。
スネア、ペダルの持ち込みは無く貸出しのものを使用されていました。

ロマンス盗賊団

HOTLINE2019九州・沖縄FINALベストドラマー賞受賞おめでとうございます!!

セッティング自体はすごくシンプルな1タムセッティングで、クラッシュシンバルが少し高め、タムの傾きが手前かつフロアタムの方向に傾いておりタム回しがしやすそうでした。


ペダルはPearlのだいぶ前のモデルP-201Pでした、年期が入っております!


スネアはLudwig LM400Kでした!相当前に購入されたととの事で、ペダルとあわせて長い間使用していることから、機材を大切に扱っている印象を受けました!
かなりハイピッチにしてありガレージロック系のバンドサウンドのなかでも抜群の音抜けでした!!

Banana Chips


16″クラッシュは高め、18″クラッシュはライドと被らないくらいの位置でライドより少し高いくらいの位置まで低く、スネアとフロアも気持ち少し低めのセッティングでした!
スティックを持って腕を伸ばしシンバルのベルの位置に合わせ、念入りに距離を取っていたのがかなり位置に拘っているなと印象的でした。


この写真を見て頂けると分かるかもしれませんが、スネアとタムの高低差がかなりありました!
今回の出演者は高低差がそこまでない人が多いのと、自分も高低差あるのが苦手なので、高低差あるセッティングは少し意外性を感じましたが、こういう人それぞれわずかに違うところが、ドラムセッティングの面白い所です!

スネアはTAMAのブラックニッケルスチールのモデルを使用(細かい型番などは聞きそびれてしまいました…)。
リングミュートがしてあり、タイトでバンドサウンドに馴染む音つくりがされていました!
ペダルはDW5000でした!

Top knot


2タムなのですが、通常のバスドラの上にタムが2つ来る形ではなく、16側にタムが二つ来る形の2タムセッティングでした!
このタイプの2タムはライドシンバルが前方の叩きやすい位置に置けます!
余談ですが、私も普段1タムセッティングですが、2タムにするときはこの形にすることが多いです!


スネアはTAMA STARシリーズのハンドハンマードコパーを使用。
丸みのある優しい感じの音が好みとの事でした。
深胴なので、丸みのある音でありながらしっかりとした存在感をバンドアンサンブルの中でも放っていました!

ペダルはTAMAスピードコブラ(最新型)を使用!ビーターも純正のままでした。
今回のHOTLINE九州ファイナルはスネアペダルともにTAMA率が非常に高いです!!(次に書くSHIROSTもTAMAでした。)

SHIROST

今回、1番の機材持ち込み量でした!!
去年のベストドラマー賞受賞者SHIROSTです。
今回は残念ながら受賞ならずでしたが、安定したグルーヴ感でした!
セッティングも持ち込み機材も大幅変更されています!
機材量が多かったので長くなります!(笑)


スネアはTAMA STARシリーズのアッシュ材のステイブシェルスネア(桶のように木が組まれている)を使用。

ペダルはTAMAスピードコブラ初期型のツインペダルを所持。今回はツインペダルを使用しないことから右側のみ使用でした。
ビーターは最近のアイアンコブラについているビーターに交換されています。
スピードコブラの純正だとべチッとしすぎたた音になることから交換されていました。

また、ハイハットスタンドも持ち込みされています!こちらもペダルに合わせてスピードコブラをチョイスしていました!
スプラッシュを付けているアタッチメントもTAMAでハードウェア一式TAMAで統一されていました!!

続いてシンバルの紹介です。

  • SABIAN HHX StageHatS14″
  • MEINL Byzance Splash10″
  • SABIAN HH ThinCrash16″
  • Zildjian KCustom DryRide20″
  • Zildjian A MidiumCrash(70s白抜きロゴ!)

という構成でした!
シンバルは全体的にヴィンテージトーンを意識、ハットやスプラッシュはクラッシュやライドのヴィンテージサウンドのバランスを壊さない落ち着いたトーンでありながらキレがしっかりあるシンバルを拘り抜いてチョイスしているのかなと感じました。


横から見るとこんな感じ。ハイハット、スプラッシュ、クラッシュが全く被ることなく叩ける形となっています。
スネアとタムを見ると高低差が少なく流れるような動きで叩けそうな形になっていました。


前から見るとこんな感じです!真正面に16″クラッシュがくる形になっていました。

ゲスト LUCKCAME


Zildjian ASplash 8″、Zildjian ZBTChina18″、SABIAN AA HolyChina19″を持ち込みされていました!
写真では伝わりにくいのですが、クラッシュシンバルが前の方の少し離れた位置にあるのが印象的でした。
叩くの難しいのでは!?と思い大丈夫か伺ったところ「大きい動きで振り抜く感じで叩くので大丈夫です!」との事でした。


スネアはLudwig LM402を使用。
ペダルは軽いアクションでプロ、アマ問わず人気が高いDW9000でした。

最後に

いかがだったでしょうか?
こうやって見るとセッティングも人それぞれ細かい位置、高さなど、こだわりが詰まっています!
ベストなセッティングを見つければ、パフォーマンスも変わるとおもいます!
これを読んでくださったドラマーの方がいろいろ試し、最良のセッティングを見つけてもらえる助けになれば幸いです!

HOTLINE2019 九州・沖縄ファイナルのドラムセッティングをご紹介します! - 島村楽器 イオンモール福岡店 シマブロ

7組のドラムセッティング、それぞれ個性が出ていましたね!
ドラマーのみなさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そして、そして!とうとうジャパンファイナルの開催が近づいてきました!!
今週末の3連休、最終日は新宿ReNYでライブを楽しみませんか?
ご来場お待ちしています!

HOTLINE2019 ジャパンファイナル 開催概要

開催日 2019年11月4日(月・祝)
会場 新宿ReNY
OPEN/START 15:00 / 15:30
料金 ¥1,500(税込)+当日1drink

チケット好評発売中!お近くの島村楽器各店にてお問合せください。

YouTube Live 生配信はこちら!

www.youtube.com

ギター&ベースが当たる!Twitter人気投票受付中

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エリアファイナルで好評いただいた「ファイナリストWeb人気投票決戦」も投票受付中!
抽選で1名様に「RYOGA LECシリーズ」のギターorベースが当たるチャンスです。
ぜひお気に入りのアーティストを見つけて声援を送りましょう!

投票・参加方法はこちら

※エリアファイナルで実施した同企画に参加された方も投票・参加いただけます。

HOTLINE公式サイトはこちら

けやきウォーク前橋店【5/19(日)RYOGA×坂本夏樹 ミニLIVE & セミナーレポートです!】

こんにちは。Webサイト担当のオノセです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

突然ですが、島村楽器のオリジナルブランド「RYOGA」をご存知でしょうか?
アジア人の体型でも弾きやすい、ライヴで取り回しやすいギター・ベースを目指し誕生したブランドです。
今回はけやきウォーク前橋店の友成(トモナリ)さんが、RYOGA×プロギタリスト・坂本夏樹さんのセミナーをレポートしてくれました!

教則本にはなかなか載っていない『ハッ!』となるテクニックや、気になるギターのアレコレをご紹介します。
それではどうぞ!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。
既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

みなさまこんにちは!
前橋店の友成です!
5/19(日)に行われました、「RYOGA×坂本夏樹 ミニLIVE & セミナー」のレポートをお届けします!
ギタリストの方、目から鱗の情報がたくさんありますので是非最後までご覧ください!

坂本夏樹さん登場!

まずはデジマートマガジンで連載中の
「リョウガ・ナビゲーション」より一曲、披露していただきました!

動画の演奏が生で見れちゃいます!これは貴重…!

この曲ではRYOGAを使いどう演奏されていたのでしょうか?


フロント(ピックアップ)のボリュームを下げることでクランチサウンドを作り、
リア(ピックアップ)のときは歪んだトーンリフやソロを弾いています!」

なるほど…ピックアップセレクターをエフェクターのように使用されていたのですね。
2Volumeのコントロールが付いているRYOGAならではの奏法です!

細かいサウンドメイク

「また右手のピックが当たる位置での音が変わります。」
フロント付近では豊かな音色、ブリッジ付近では固い音色が出ます。

曲中にピックアップを変えるのはよく見ますが、
しかも右手の位置でもサウンドメイクをしていたとは…!
スタジオミュージシャンの方々はこのような奏法を駆使されていたのですね。

スタジオミュージシャンが気を付けているチューニング

「スタジオミュージシャンは右手でもチューニングを気にしてます
「さっきと同じようにフロント付近でコードを弾くと大きくが震えるためチューニングが狂いやすいです」
「チューニングのズレが気になるときは
ブリッジミュートを弾くときの位置でピッキングすると過度にが震えるのを抑え、綺麗にコードを弾く事ができるんです!」


これはすごい!!教則本にはなかなか書いていないことじゃないでしょうか。
私も目から鱗です。

「僕は激しいプレイをしますが、
そういうスタジオミュージシャンほど、アンサンブルの中でピッチには気を使っているんです。」
「これもプロとアマチュアの人の違いですね。
プロを目指している人はピッチにも気を使ってみてください!
「でもこれめちゃくちゃ難しいんです(笑)
うーむ目から鱗の連続…とても勉強になります…。

もう一曲披露していただきました!


次に披露して頂きました曲は最近の日本のバンド曲を意識して、坂本さんが作曲されたこの曲。
たしかに、サビでのオクターブ奏法を使ったスライドのフレーズなどよく聞きますよね。

オクターブ奏法を使ったスライドのフレーズ

「よくあるんですけどスライドで抑えたままオクターブ奏法をしてしまうと、
もひっぱられてしまってピッチがずれてしまいます
「スライドするときは持ってきた位置からすこし、
手元をもどしてあげるとピッチがよくなりますよ!」

これは文章だと説明が難しいのですが、
スライドしたまま持って行くといつもと抑え方が変わってしまいます。(指が寝てしまいます)
そこををこらえて、少し手元を(手首を)戻すといつもと同じ押さえ方になり、ピッチがよくなるとのことでした。

より立体的なアルペジオのフレーズ

「Aメロのアルペジオのところは全部ピックで弾いてもいいんですが…、
実はここ5はブリッジミュートして3,4は指で弾いてるんです」

全てピックで弾くパターンと、
このパターンを両方弾いていただきました。
やはり3,4を指で弾いているほうが曲に立体感がでます。バッキングも奥が深い…!

さらにもう一曲!


次に披露して頂いた曲、上のリョウガ・ナビゲーションの動画では、
「嵐」や「aiko」のバックバンドでも活躍されている
芳賀“ヨティ”義彦さんが弾いている曲を坂本さんに演奏して頂きました!
「この曲も僕が作曲したんですけど、
ヨティのほうがギターうまいから動画ではMCにされました(笑)
「でもめっちゃかっこよくできた曲なんで、
悔しいんでイベントのときはなるべく弾いてます(笑)

坂本さんもめちゃくちゃギターうまいじゃないですか!!と叫びそうになりましたが、、、。

「ヨティは激しいプレイやテクニックが目立つんですが、
それよりさらにピッチ感がすごい。
コードを弾いたときに全然ピッチがぶれないんです。」

「上手いギタリストって左手のテクとかが注目されがちなんですけど、
実はピッチ感がぶれないのがすごいんですよね。」

質問コーナー

ここからは参加者の方々に、事前にお答えいただいたアンケートの質問に答えていただきました!

Q.ブリッジミュートのコツを教えてください。

A.ブリッジミュート速さが大事!弱くゆっくり当ててしまうとピックがに当たってる時間が長くなり、ノイズが入ってしまいます。
ピックを強めに持ってスピード感のあるピッキングをしよう!

あとは…

ブリッジミュート筋を鍛えるのだ!!!
(安定した力強いブリッジミュートをするには筋トレあるのみ!だそうです(笑))

Q.運指の練習を教えてください。

A.僕もよくやりますよ!(6から半音ずつ上がっていったり下がっていったりする練習)
ギター弾きはじめる前に必ずやるようにしてます。調子が悪い日は1時間くらいやります。
この練習で大事なのがいかに綺麗な音を出せるかということ。
ピッキングしながら他のに当たらないようにミュートの練習をするんです。
エレキギターの練習はある程度の音量で練習しないと、
他のが鳴っているのがわからないので、
家では必ずアンプをつけて練習して、たまには大きな音で!スタジオで練習しましょう!

Q.カッティングのコツは?

A.音符の長さに注目して練習!
録音、録画をして自分のプレイを見直し、練習しましょう。
自分で弾けたなーっと思っても、
録音録画して見直すと休符が甘かったり、リズムが乱れてたり...
どんどん改善していきましょう!

Q.音作りってどうやるんですか?

A.これが一番多くの方から寄せられていました!みなさん悩まれていますよね。
今回は僕がやっているどんなアンプでも使える音作りを教えます!


「ではお一人アンプの前に出てきてもらって…」
「今回使っているマーシャルのJVC。これはどこのスタジオでも置いてありますよね。
JVCは非常に使いやすいアンプなので、バランスよく出るギターなら全部12時くらいで大丈夫!」

ええっ!そんな簡単なセッティングでいいんですか!?
たしかにいい音ですが…。。


アンプにはベース、ミドル、トレブルのつまみがあります。
その名の通りですが、僕はもうひとつスピーカー上下前後、どこに持ってくるかで音作りをしています。」
「例えばトレブルを上げると…スピーカーの上のほうで鳴ってる感じがしませんか?」
「キャビネット(スピーカー)に近づいてわかる音の場所を、
円形のバランスで、マーシャルの4発キャビなら上のスピーカーの円に収まるように音作りをすると大抵抜け良い、いい音が作れます。」

お二方に実際にスピーカーに近づいて頂いて実感してもらいました。
こんな音作りの方法があったとは…!

Rolandのジャズコーラス、通称JC、ジャズコでもおんなじです」
「この音作りを使うとうるさい音と大きい音の違いがわかります。
うるさい音(キンキンした音)っていうのは
大抵スピーカーの上のほうで鳴っちゃってるんです。」
「これをスピーカーに収まるように作ってあげれば、
音量を上げてもいい音が作れますよ!」

なぜギタリストは何本もギターを持っているのか?

「プロギタリストは色んなギターもってますよね?」
「良いギター1本あればいいじゃないか、と思う人も多いと思います。」
「なんでかっていうと実はギターによって出る音の帯域が変わるからなんです。」
ここで店頭のRYOGA全モデルを弾いていただきました!
(HORNETというモデルはトラブルで弾けなかったのですが…)

こちら坂本さんがお持ちのBUMBLE!やはりいい音です。

SKATER!BUMBLEよりも音の重心が下に来て歪んだサウンドでも地に足ついた音です。

CICADA!このモデルは中がくりぬきのいわゆるセミホロウ構造となっており、
これまでのどのギターより音の重心が下に在りました!
歪んだサウンドもズンズン響く感じです!


「この重心の感覚はアンプでは若干しかいじれないんです。
だからギタリストはいっぱいギター買っちゃうんですよね(笑)」
世のギタリストの皆様!
新しいギターを買うときはご家族の方にこのブログを見せてください(笑)

イベント終了後は

終了後はフリータイム!
好きな曲を坂本さんに弾いていただいたり・・・


セッションも!
また今回は坂本さんもお使いのBUMBLEをお持ちの方がさらにもう二人!

BUMBLE試し弾き会となりました。

同じモデルのギターでも個体差があり、
またプレイヤーの弾くジャンルによってギターの音も成長する!?、ということが感じられました。
不思議ですね~。


ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!

5/19(日)RYOGA×坂本夏樹 ミニLIVE & セミナーレポートです! - 島村楽器 けやきウォーク前橋店 シマブロ

いかがでしたでしょうか。
プロはテクニックよりもブレないピッチ感の方が重要だということがわかりましたね。

もっと上達したい!と思っている方、まだ身体が成長する段階にある10代の若いギタリストや小柄な女性、手が小さいプレイヤーのみなさん。
RYOGAは弾きやすく、音が良いエレキギター・ベースを揃えております!
ぜひ店頭で試奏してみてくださいね。

www.ryogaguitars.com


それではまた!

八王子店 【待望の消音ピアノシステムが我が家にやってきた!!~消音ピアノ納品レポート~】

こんにちは。Webサイト担当のサクラザワです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回の記事は、東京の八王子店 ピアノインストラクターのノダが紹介した、グランドピアノに取り付けることができる消音ピアノシステムの取り付けレポートです。

日本の住宅環境とは切っても切れない騒音問題。
でも、お仕事の都合などで「夜にしかピアノを弾く時間が作れない」という方はとても多いですよね。
電子ピアノも選択肢の一つですが、アコースティックピアノで練習したいという方は特にこの騒音問題でお悩みなのではないでしょうか?

そんなあなたに役立てるかもしれないコルグの「KHP-5000」。
取り付けの様子からどのような仕組みになっているかまでお送りします。

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。
既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

消音ピアノシステム納品レポート

こんにちは。ピアノインストラクター野田です。
この度、自宅の私物グランドピアノに消音ピアノシステムを取り付けました!
どのような作業をするのかなかなか見る機会が無いと思いますので、レポートいたします!
消音ユニットをご検討中の方はもちろん、ピアノが好きだよという方もぜひぜひご覧ください!

KORG KHP-5000

今回ピアノに取り付けたシステムは、コルグの「KHP-5000」。
商品を購入し、取り付け作業工賃を店頭で支払った上での訪問作業となります。

消音システムを導入したワケ

私、つい最近引っ越しをしました。グランドピアノを所持していると、グランドピアノ搬入可・演奏可物件を探すのは実は結構苦労するものです…。
やっとの思いで見つけた賃貸物件でしたが、演奏できる時間は19時まで。
それでは仕事で帰りが遅い私にとってはピアノの練習がちっともできない!!となり、夜中でも練習できるように消音システムを取り付けることに踏み切りました!

取り付け作業開始!

今回取り付け作業をしてくださった方は、島村楽器の調律師でコルグの認定技術者でもある方。
ベテラン感が漂っており、安心してお任せすることができました!

ピアノの状態チェック!

ピアノの状態チェック!
賃貸物件なのですがこの部屋には楽器演奏のために「調音パネル®(YAMAHA)」が設置されています。おかげさまで自宅でスタジオのような心地よい響きで演奏できています。
学生時代にかなり弾きこんだピアノですが、調律師さん曰く状態は良いとのことで…ホッと一安心です。
ピアノの状態だけでなく、部屋の残響についてもアドバイスしていただきました。

気になる商品箱の中身

横幅1m以上もある大きな箱。持ち帰った際は鍵盤と同じサイズの何かが入っているのかしら?と思っていましたが…
いざ開封。

ワクワクして覗きましたが、素人には全く分からない機械が詰め込まれていました。(笑)

ピアノ内のクリーニング

ピアノ内のクリーニング
掃除機で隅々まで綺麗にしていただきました!電子システムにはホコリが大敵とのこと。ホコリを溜めないように心がけます!

鍵盤を外して、ピアノ内部に配線をしていきます。

鍵盤を外して、ピアノ内部に配線をしていきます。
ピアノの中を覗き込む事なんて貴重!!
ピアノの中を覗き込む事なんて貴重!!

鍵盤の調整作業です。

鍵盤の調整作業です。
鍵盤の並びが均一になるように丁寧に調整していきます。
鍵盤の並びが均一になるように丁寧に調整していきます。
ハンマーの持ち上がり方にも差が出ないように整備していくそうです。
ハンマーの持ち上がり方にも差が出ないように整備していくそうです。
私のピアノのハンマーはもうだいぶ削れておりました…よく言えば頑張った証…?

光センサーの設置です!

光センサーの設置です!
鍵盤を乗せる土台の上にセンサーが敷かれました。これでスイッチを入れると電子音に切り替わるようです。

アップで見てみると物凄い精密機械!!

その間、土台から外された鍵盤たちはバラバラと落ち着きなく並んでいました。(笑)

敷かれたセンサーの上に鍵盤が設置されました!!

消音機構の取り付けです。


ハンマーがに当たると音が鳴ってしまうので、ハンマーを上がりきらなくするためのパーツをとりつけていきます。

持ってみると軽いアルミ製のパーツでした。ハンマーの衝撃を受け止める部分は硬いフェルトのようなものでした。

ペダルスイッチの取り付け

ペダルスイッチの取り付け
ペダルも電子信号に変換できるように配線します。
ハーフペダルまで感知してくれるので安心。

動作確認

動作確認
電源が入り、正常に動くか動作確認をして……
ついに完成!!
アコースティックも電子も楽しめるハイブリットなピアノに生まれ変わりました!!!!

さいごに

消音ピアノユニットを取り付けたことで、夜中でも周りを気にせずに演奏ができるようになりました!
夜中だけに限らず、周りを気にして思いっきり演奏できずに苦労していらっしゃる方も多いのでは?
気になる方はぜひ八王子店ピアノインストラクターまでお問い合わせくださいね。

お問い合わせ

店舗名 島村楽器八王子店
電話番号 042-656-7321
待望の消音ピアノシステムが我が家にやってきた!!~消音ピアノ納品レポート~ - 島村楽器 八王子店 シマブロ


音の問題でアコースティックピアノでの練習を諦めていた方も、これならいつもより遅い時間でも練習が楽しめそうですね!

今回紹介した消音ピアノシステム、コルグの「KHP-5000」についての詳細はこちら
www.shimamura.co.jp

それではまた!

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