島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

父の日企画 #うたとどけ プロジェクト

皆さんこんにちは!マーケティング担当のシミズです!
今週末6月21日(日)は「父の日」ですが、皆さんお父さんへプレゼントなどご用意されましたか?
新型コロナウイルスの影響で、まだまだ遠方のご家族に会うことや、プレゼントをお渡しすることができない方も多いと思います。

もちろん心のこもったプレゼントを送るのも素晴らしいことですが、「楽器が弾ける」「弾き語りができる」という方は「演奏動画を贈る」というプレゼントはいかがでしょうか?

この記事では「どうやって撮ればといいの?」から「お父さんが喜ぶかもしれない選曲案」まで撮って贈る方法をご紹介!
題して「#うたとどけ」プロジェクトです!

島村楽器うたとどけ

「母の日」のご提案

非常事態宣言が発令され、外出自粛が呼び掛けられた5月、島村楽器ではTwitter上でこんなご提案をしました。

あわせて、弾き語りが好きなスタッフによる独自の「母の日向け選曲」もお届けしました。

Swimy,による「#うたとどけ」動画

「どうにかこのプロジェクトを広められないだろうか?」
と考えたシミズ。普段HISTORYRYOGAをご愛用頂いているSwimy,のお二人にご連絡を取ってみたところ、「ぜひやってみたいです!」とありがたいお返事が!母の日当日、Takumiさんからの感動的なエピソードを添えて、山崎まさよしの「One more time one more chance」のカバーをアップしてくれました。


HISTORYのアコギも気持ち良く鳴ってくれていて嬉しい限りです!

Swimy,流 動画制作術

ご連絡した翌日には上記動画を撮ってくれたSwimy,のお二人。嬉しさと共に「どう撮ってるんだろう?」という疑問が胸に。父の日に向けて引き続き #うたとどけ を提案すべく、お二人に「いつもどうやって撮ってるんですか?」と率直に聞いたところ、「動画の作り方を紹介する動画上げますね〜」とさらにありがたいご提案が。しかも、簡単バージョンと機材を使った本格バージョン、2パターンも作ってくれました!

スマホで簡単バージョン

機材使用バージョン

一眼レフカメラ&編集ソフト使用はある程度慣れが必要かと思いますが、クオリティを追求したい方はぜひトライしてみてください!

「そこまではちょっと」という方でも、ぜひスマホで試してみてください。近年スマホのカメラ&マイクはかなり進化しているので、しっかりした映像が撮れますよ!(ちなみにLINEやショートメールなどで送れる動画にはそれぞれ長さやファイルサイズに制限があるのでご注意を!ファイルサイズが大きくなってしまった場合はGigaFile便などのファイル転送サービスをご利用ください!)

"父の日動画"にも期待

Swimy,のお二人に「せっかくなので父の日もぜひ!」とお願いしたところ、またしたためてくださったようです。今週末にSwimy,のTwitterアカウントで公開予定だそうなので、ぜひTwitterもフォローしてみてください!


(家で撮って編集したはずなのにティーザー動画のレベルが高い!)

「父の日」向け弾き語り選曲案

今回はアコギでの演奏を想定した選曲案をご紹介します。アコギさえあればフットワーク軽く演奏&収録できるのが弾き語りの良いところ。Swimy,の動画にもあったようにスマホであれば動画も比較的簡単に撮れます。
母の日同様、弾き語りが好きな島村楽器スタッフに以下の基準で選定してもらいました。

  • 難易度低めなコード進行
  • 贈ったらお父さんが喜ぶかもしれない曲

音源が聴けるYouTubeと、コード譜が確認できるufretのリンクをまとめましたので「やってみようかな?」と思った方はぜひご覧ください。

FUNKY MONKEY BABYS 「ヒーロー」

頑張るお父さんへ向けたど直球ソングです。
youtu.be
www.ufret.jp

バンドピース1037 ヒーロー/FUNKY MONKEY BABYS / フェアリー - 島村楽器 楽譜便

福山雅治「道標」

感謝の気持ちが真摯に描かれた名曲です。
www.youtube.com
www.ufret.jp

Kiroro「生きてこそ」

ご両親へ産んでくれたことの感謝、そして生きることの可能性を描いた唄です。
www.youtube.com
www.ufret.jp

Aimer「思い出は綺麗で」

お父さんとの思い出を歌った感動の一曲。ノスタルジックなアニメーションで描かれたMVも必見です。
www.youtube.com
www.ufret.jp

DREAMS COME TRUE「あなたのように」

「頼もしい父」への感謝と憧れが書かれています。
www.youtube.com
www.ufret.jp

ちなみにYouTubeにオフィシャル動画は見つけられませんでしたが、井上陽水・奥田民生の「ありがとう」も良い曲。お父さんにも響くかもしれません。

歌詞の内容をそのまま面と向かって言葉で伝えるのは照れくさくても、「メロディーに乗せることで伝えられる」のが歌の良いところですよね〜。例え父の日には間に合わなくても「お父さんあの曲好きだったから、お父さんの誕生日までに練習して披露しよう」なんてパターンも良いと思います!

もし「せっかく撮ったし皆んなにもシェアしてみよう」と思ったときにはSNSで #父の日 #うたとどけ のハッシュタグを付けてぜひ投稿してみてください。それでは皆さん良い父の日を!

楽器レッスン、ライブ収録、PV撮影にも対応する音楽用ビデオレコーダー「ZOOM Q4」を試す

こんにちは、担当サカウエです。

話題のリニアPCMミュージックビデオレコーダーZOOM「Q4」を少しだけ試してみましたので、そのレビューをお伝えします。

脱着可能な液晶モニター、ウェアラブルカメラとしても利用可能

まずは外観。

電池をセットした状態では予想していたよりずっしりとした持ち心地ですが、このくらいの存在感があるくらいが良いかなあと思いました。

XYステレオマイクを引き出した状態です↓


液晶部分と本体はワンタッチで着脱可能。ギターのヘッドにマウントできる別売アタッチメントが近日発売されるとのこと。
なお本体のホルダー部分は、どうやらウェアラブルカメラで有名なGoPro互換のマウント・パーツを取り付けることが可能の様ですね。


液晶を取り付けた状態はこんな感じです。
HDMI出力、ヘッドフォン出力、外部マイク/ライン入力を装備しており、
パソコンとUSB接続でWebカメラとしても使用できるので、
Ustream等のライブ配信にも対応しています。

最高1080pのフルHD画質が可能

動画は最大1080pのフルHD画質( MPEG-4 AVC/H.264形式)の撮影が可能で、音声も最高24bit/96kHzのリニアPCMサウンドで収録できます。


音声はAACフォーマットにも対応しています。

ワイドな画角で迫力のある映像を撮影できる130°広角レンズ

エンズは130°という広角レンズを搭載。画角は2種類のモードを切り替え可能です。


構図を確認しながら自分撮りできる180°反転可能な液晶モニター


フル充電で最長3時間の連続駆動を実現するLi-ionバッテリー。
なおバッテリーへの充電はmini USB端子経由で行えます。


入力端子、EXT INがあるのが嬉しいです。


目を惹くルックスのウインドスクリーン

楽器レッスン、ライブ収録、PV撮影にも対応する音楽用ビデオレコーダー

ということでマンションの一室・・というよくあるシチュエーションで
ギター演奏を録画してみました。
なお収録に際してはあえて一切の防音、吸音は施しておりません。

※ギターのヘッドにマウントできる別売アタッチメントは未入手でしたので、
手元のカットは参考までに御覧ください。


参考:Q3HD、iPhone5で収録した動画

いかがでしょうか、同社のQ3HDと比較すると、画質のクリア度は一目瞭然でした。

※スタッフが使用したギターは、島村楽器のオリジナルブランド「HISTORY(ヒストリー)のフラッグシップモデル「NT-101」

音楽演奏に特化したビデオカメラといえば最近ではSONY のHDR-MV1も話題ですが、
「Q4」の「外部入力」、「24bit/96KHz」、「180°反転&着脱可能液晶」
というスペックは非常に魅力ですね〜

バンドのPV撮影、ピアノの発表会、といったシチュエーションでも
「使える」と思います。
ウェラブルカメラとして使いたいという方もいらっしゃると思いますが、
オプションのハウジングアクセサリー等の発売が期待されますね。(現時点では未定)


Q4主な仕様

VIDEO
  • 最高1080pのフルHD画質( MPEG-4 AVC/H.264形式)
  • ワイドな画角で迫力のある映像を撮影できる130°広角レンズ
  • 構図を確認しながら自分撮りできる180°反転可能な液晶モニター
  • 3つのシーンセレクト設定(Auto/Concert Lighting/Night)
  • PC/MacとのUSB接続で、Ustream等のライブ配信にも対応
SOUND
  • 最高24bit/96kHzのリニアPCMサウンド
  • プロフェッショナル品質のXYステレオマイク
  • オートゲイン&ローカット・フィルター
  • PC/Mac/iPad対応のUSBマイク機能
  • 屋外録音用のヘアリーウィンドスクリーン付属
それ以外の特徴
  • 脱着可能な液晶モニター、ウェアラブルカメラとしても利用可能
  • フル充電で最長3時間の連続駆動を実現するLi-ionバッテリー
  • HDMI出力、ヘッドフォン出力、外部マイク/ライン入力装備
  • 128GBの大容量SDXCカードに対応
  • ギターのヘッドにマウントできる別売アタッチメントを用意

この商品は島村楽器各店、島村楽器オンラインストアで購入できます。
store.shimamura.co.jp

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島村楽器の専門スタッフが、新製品、各種イベント、コラム等、日々更新してまいります。

2012年6月 ZOOM新製品発表会レポート「G3X」編

こんにちは。
バイヤータナカです。

それでは前回に引き続きZOOM新製品発表会レポートをお届けします。

前回の「Q2HD」レポートはこちらです。

エクスプレッションペダル搭載のニューモデル!

今回ご紹介する新製品はこちら

発売以来人気のZOOM G3にエクスプレッションペダルが搭載されたモデル G3Xが登場です。

エクスプレッションペダルが搭載されたことで、ワウ、ワーミー、ボリュームなどが足元でコントロール可能になりました。

ライブでさらに幅広い活躍ができますね。

変わったのは、見た目だけでなく、その内部もパワーアップ。

同時使用エフェクトが倍に!

エフェクトプログラム最適化を行った結果、処理量を30%〜50%削減することに成功した結果、エフェクトの同時使用数は3→6にパワーアップ。

これで3つじゃ物足りないなという欲張りなあなたも満足です。

進化したアンプモデリング

パワーアップしたのは、エフェクトだけではありません。
アンプモデリングも9種類追加され、計22タイプ搭載です。

また、これらのエフェクトやアンプモデリングを使用した音作りをする際、オートで音色がセーブされたG3ですが、G3XにではON/OFFの切り替えが可能になりました。

これで他ブランドのマルチエフェクターを使用していた方も、同じ感覚で扱えます。

既にG3を購入した方は、G3Xが発売するまで待っとけば良かった・・・とくやしい思いをされているはず。

そこはご安心ください。

今後、ZOOMのサイトで無償ファームアップデートが公開される予定ですので、お持ちのG3がG3Xと同様(エクスプレッションペダル以外)のパワーアップが可能になりますよ。

無償ファームアップデートは6月末公開予定です。

さて、それではZOOM新製品発表会で行われたG3Xのデモンストレーションの動画をご覧ください。

www.youtube.com

さて、気になる発売日は・・・

ZOOM G3Xは

  • 6月下旬発売予定
  • 販売価格は¥19,800(税込)予定です。

今回紹介しました新商品は全国の島村楽器で予約受付中!
島村楽器は、みなさんのご来店を心よりお待ちしております。

それではまた。

2012年6月 ZOOM新製品発表会レポート「Q2HD」編

こんにちは。
バイヤーのタナカです。

今回は、先日行われましたZOOMの新製品発表会をお届けいたします。
先日のMusikmesseで発表になった話題の新製品がいよいよ国内発売開始ですよ。

ZOOM Q2HD!!!


こちらが新製品のZOOM Q2HD。
ラインナップとしては、既に発売中のQ3HDの下位機種にあたります。


それではその外観に注目してみましょう。



左がQ3HD、右がQ2HDになります。
Q3HDの高さが132.9mmに対し、Q2HDの高さは126.9mmと6mmダウンし、若干コンパクトになっています。


画面もQ3HDの2.4インチからQ2HDの2.0インチへとコンパクトになっています。

上の画像の通り、
厚みはQ3HDが23mm、Q2HDが35mmになっており、Q2HDの方が12mm厚い仕様です。



こちらはめずらしい球体型のマイク
お台場のアレをイメージしたとか、しないとか・・・


Q2HDの特徴の一つであるこのマイクは、コンサートホールなどで伝統的に使われる代表的な音楽収録マイクで、
正面に向いた単一指向性マイク(Mid)と左右に向いた双指向性マイク(Side)を組み合わせたモノです。


ステレオの音の広がりを30°〜150°の範囲で任意に設定し、その場の残響をも的確に収録できます。

実際にこの画面で角度調整ができるんです。


このQ2HDで撮影した動画が発表会で流れておりましたので撮影してきました。
このマイクの臨場感のある24bit/96kHzのリニアPCMサウンドとフルHD映像をご確認ください。

www.youtube.com

いかがでしょうか?
最近だと携帯電話で動画を撮影される方も多いと思いますが、
良い画質・良い音質を求める方には、非常にオススメです。

ちなみに上位機種のQ3HDに搭載されているマイクは、XYステレオ方式の指向性コンデンサマイク
こちらは、左右の広がりだけでなく、前後の奥行き感まで忠実に再現できます。
またQ3HDには、Q2HDにはない外部入力端子も搭載されていますので、内蔵マイクだけでなく、外部から音楽や音声を取り込みたい場合にも活用できますよ。

より音にこだわりたい方には上位機種のQ3HDがオススメです。

続いてご紹介するのは、Q2HDの最大の特徴と言えるこの機能・・・

パソコン直結で即、リアルタイムHDストリーミング

Q2HDは、720p HD映像+16bit/48kHz音声の動画をリアルタイムでストリーミングできるんです。
なんとこの機能は世界初。

パソコンとUSBケーブルでつなぐだけで、
Ustream、ニコニコ生放送、Skypeなどでリアルタイムの動画ストリーミングが可能です。

今回の発表会では、実際にQ2HDを使用したUSTREAMのリアルタイム演奏が披露されました。
最初はUSTREAMを使用した配信映像、つづいてはギタリストが演奏するUSTREAM映像にバイオリニストがあわせて演奏する離れ技です。
実際の映像がこちら

www.youtube.com

演奏技術もさることながら、離れた場所でのセッションという新しい切り口に感動です。

いつお店に展示される?

ZOOM Q2HDは

  • 6月下旬発売予定
  • 販売価格は¥16,900(税込)予定です。

今回紹介しました新商品は全国の島村楽器で予約受付中!
島村楽器は、みなさんのご来店を心よりお待ちしております。

次回も引き続きZOOM新製品発表会の模様をお届けいたします!
お楽しみに!

楽器とiPhoneをワイヤレスでつなぐ「Roland Wireless Connect」を試してみました。

こんにちはサカウエです。

先日ローランドさんから発表された、iPhoneと楽器をワイヤレスでつないで音楽を楽しむことができる「Roland Wireless Connect(ローランドワイヤレス・コネクト)」をご紹介いたします。

Roland Wireless Connectで何ができるのか?

簡単に言うとシンセサイザー等の電子楽器を、Wi-FiでiPhoneiPad、iPod Touch)に飛ばして録音したり、世界中のドラマーとV-Drumを通じて交流ができるんですね。これは今までにはないまったく新しい音楽の楽しみ方です。

対応機種など詳しくはローランドさんのサイトをご覧ください。

早速使ってみました

今回はJUNO-Di*1をお借りしたのでこれで試すことにしました(新製品のホワイトバージョン)。

ちなみに実はワタクシの作ったデモ曲が2曲、JUNO-Diには内蔵されているのです(自慢)本題とは全く関係なく恐縮です。

では早速準備。

まずはワイヤレス USB アダプター「WNA1100-RL」をJUNO-Diの USB ポートに装着します。


Wireless Connect対応アプリは、現在「Air Recorder」と「V-Drums Friend Jam」の2種類があります。今回はシンセを録音してみようということでAir Recorderを使ってみました。


あとはJUNO-Di側で無線LANの設定を行えば準備完了。

ちなみに今回、音声はすべてJUNO-Diから出てきます、「iPhoneからは音は出ていない」ということに注目してくださいね。

JUNO-Diの音をiPhoneに飛ばしてデジタル録音

ではJUNO-Diを演奏して「Air Recorder」にデジタル録音してみましたので、その動画を御覧ください。

iPhoneの画面がぼやけているのは個人情報保護のためではありません(スミマセン)

www.youtube.com

いかがでしょう、「ワイヤレスでデジタル録音」凄いですよね。iPhoneに録音された音がJUNO-Diからでてくるのが不思議な感覚、とても感動いたしました~。


ちなみに録音できるフォーマットは、WAV(16bit、44.1KHz),AAC(64.128,192,256kbps)を選択することができます

レイテンシー(音の遅延)問題をクリア

ところで、WiFi経由のデータ転送には必ず遅れが生じるはず。でも全く自然なこの感じ。
なんでー?

ハイ、原理的にはたしかにJUNO-Diの演奏は、iPhone側には「すこし遅れて」届いて記録されているハズですね。しかし実際に演奏している時は、「JUNO-Diの音を直接聞いている」ので全く問題ありません。

ダビングのときも「遅れて転送されてきた」バッキングにあわせて楽器を重ね、それがミックスされて新たなファイルを作成しているので大丈夫なんだと思います。よく考えられたシステムですね。

iTunesの曲をバックにJUNO-Diで演奏できる

Wireless Connectのすごいところは、このように楽器からiPhoneへの一方的なデータ送信では無いところですね。

他にもiTunesに入っている自分の好きな曲を「Air Recorder」に読み込んで再生し、重ねてレコーディングするなんてこともできます。*2

もちろんJUNO-Diから音が出る!やはりなんだか不思議な気分です。

なお読み込んだ曲のスピード、ピッチを自由に変更して再生できますから、コレ練習などにも向いていると思います。

ところでふと思ったのですが、iPhoneに入っている音楽を、シンセに飛ばして再生できるということは?・・・これシンセをオーディオ出力装置としても使えるってことですよね?

そのうちJUPITER-80もWireless Connect対応するらしいので、そうしたらiPhoneの音楽をワイヤレスでJUPITER-80に飛ばし、JUPITER-80のデジタルアウト出力を使って再生できるということ?・・・・と、少々ややこしい使い方も思いつきました。(他にも良いアイデア募集中)

演奏データを他のアプリに転送可能!

さてさてこうして「Air Recorder」で作成した音楽データは「AudioCopy」という規格に対応していますので、他のAudioCopy対応のアプリへコピーして使うことができるんですね。これは凄い。

「Air Recorder」をiPadで使用し、Garage Band for iPadに転送してみました。おー、これは画期的ですね。


他にも「Air Recorder」で作成した音楽ファイルは「OPEN IN」という機能を使って音声ファイルを読み込める他のアプリにエクスポートすることもできます。これでパソコンに読み込むこともできますね。

いやーこれはいろいろな使い方ができそうですね。

無線LAN親機が無くても使える。

最後に、コレなにげに凄いのですが、実は「Roland Wireless Connect」というシステムは、無線LAN親機がない場合でも「アドホックモード」という方法で、JUNO-DiとiPhoneを直接接続することができるんです。

ところでJUNO-Diは電池駆動も可能、、、ということはつまり、キャンプでBBQに飽きたら、JUNO-Di をiPhoneにデジタル録音して遊べるということですね!!

うーんこれは究極のアウトドア提案だ(しないと思いますが、自己責任でお願いします)

まあこれは極端な例ですが、場所と時間を選ばない、まったく新しい音楽制作の可能性をWireless Connectは感じさせてくれます。これから様々なハードに対応し、多くのアプリも生まれるかもしれません。

今後の進化にも注目ですね。

Roland Wireless Connect対象商品、ワイヤレス USB アダプター「WNA1100-RL」は、全国の島村楽器各店、島村楽器オンラインストアでも絶賛発売中です。

それでは。

おまけ

動画で弾いた曲の原曲(Cantaloupe Island / Herbie Hancock)はコチラ

Cantaloupe Island

Cantaloupe Island


リミックスで有名

Hand on the Torch

Hand on the Torch

*1:JUNO-Diはシステムプログラムのアップデートが必要になります

*2:DRM付き楽曲は読み込めませんが、現在は有料でiTunesPlus(プロテクトなし楽曲データ)にアップデートできます。

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