皆様こんにちは!
実は「名誉の負傷」によって足を骨折してしまいましたが、イベントに行く度に皆様からかけていただく、暖かな「大丈夫ですか!?」の声に癒されている、ルシアー駒木(コマキ)です。
少し前に優一さんが工房にいらしたのを御紹介しましたが、
当工房にまたもやミュージシャンのお客様がいらっしゃいましたので、御紹介したいと思います。
まずお越し下さったのは、亀井たくまさん!!
様々な演奏のお仕事や教本関連の出版等で著名な方です。
例えばこの有名な教本!
ムック なんちゃってジャズギター(CD付) (リットーミュージック・ムック)
- 作者: 亀井たくま
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2001/07/21
- メディア: 楽譜
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亀井さんは旧品番になりますがヒストリーのギターを使用して下さっております。
以前フレットをかなり高さのあるステンレス製に交換したのですが、今回はその高さや形を変える事が目的です。
「ミーティングしてる風の写真撮ってみません?」
という事で撮ったのがこの写真。
・・・なんだこのやらせ感満点の写真は(笑)
二人とも笑っちゃってるし(笑)
私は俳優にはなれそうにありません。
やらせがうまくいかない事がわかりましたので、記念写真として撮ってみました。
開発担当のヨシザワと共にパチリ!
今回はフレットの高さを変えているので、エッジの形状も丁寧に仕上げていきます。
美しい!
いやあ、作業者の心の美しさって仕上がりに反映されるんですねえ
弾き心地を確かめながら進める為、今回は控えめに削ってあります。少し使って頂いて、追加作業もあるかも。こういったミュージシャンとのリレーションは技術者として本当に楽しみです。
亀井さんまたお待ちしております。
続いていらっしゃったのは、高田梢枝さん!!
ライブを中心に活躍中のシンガーソングライター高田さんですが、映画「ほしのふるまち」の主題歌でも有名ですね!
高田さんには最近Jamesのギターをライブのメインとして使って頂いております。
以前お越し下さった優一さんもそうでしたが、高田さんも金額で言えばJamesより所謂「高額なギター」をお持ちです。つまり金額を超えたJamesの音質に魅力を感じて頂いている訳です。
Jamesは手に取り易い金額でありながら、開発陣は音質に強いこだわりを持って作り上げました。その音色がプロに認めてもらえて嬉しい限りです。
アコースティックギターに興味をお持でこれから始めてみたい方は勿論、すでに楽器を何本もお持ちの方にも是非Jamesを試奏して頂きたいですね。
さあそこのあなた! このブログを最後まで読んでから(笑)島村楽器に行かなくっちゃ!!!
高田さんのギターには、ライブでの実戦向け改造としてピックアップを取り付けています。
搭載したピックアップはヒストリーシリーズに使用されているHISTORY HPC2ですが、このピックアップは私達技術者から見ても秀逸。
アコースティックギター用ピックアップにありがちな「生音が大きく変わってしまった」「楽器の生音とアンプの音の印象が違いすぎる」といった弱点を見事に解決しています。
同時にナチュラルであるが故、取り付けの微妙な位置でもサウンドが変わるのですが、今回高田さんはそれを前向きな「音作り」として試しに来て下さいました。
簡易PAセットで鳴らしながら、何度も位置を付け直して調整。
高田さんのライブに音質を確かめに伺わせて頂く予定。
楽しみです!
高田さん、またお越し下さいね!!
いかがでしたか??
今回はリペアの写真が少ないですが(笑)
まあたまにはいいですよね(笑)
「亀井さんにやったステンレスフレット、俺のギターにも!!!」
とか、
「私のJamesにもピックアップ搭載&音作りを!!」
なんて依頼も勿論OK!
さあお近くの島村楽器へGO!!!
ルシアー駒木(コマキ)でした